台風

昨日7月23日から今日にかけて、香港付近をヴィンセントが通過した。

日本では、台風は発生した番号で表されるが、日本以外のアジアでは、名前で台風を区別することが多いらしい。今回台風は、ヴィンセント。

名前以外にも、日本とは違う事がある。台風の強さの表現である。強さはシグナル(signal)1,3,8で表され数字が大きくなる程、風速が速い。
そして、シグナルの強さによっては、幼稚園、学校、そして会社までもが休業になる。
シグナル3では、幼稚園がお休みとなり、シグナル8がでれば、小学校以上の学校、交通機関、会社が休業(法的なものではないらしいが)。
香港天文台から、シグナルは発令され、そうすると、テレビの画面にはそれぞれのシグナルマーク(1=T1 3=⊥3 8=▼8 三角は2つ重なる。風向きによって向きが変わる)が表示され、ニュースやテロップで幼稚園や学校がお休みになる事が伝えられる。
テレビ画面.png
私が、最初にこのシグナル8に遭遇したのは、香港に来てすぐの事だった。
その時に友達になったばかりのママ友と、マンションのプールに行ったら、「もうすぐシグナル8になるから、プールは閉鎖しています。プレイルームももうすぐ閉めます」と言われた。なんだかよくわからず、お昼でも食べに行こうと、マンション下の駅へ向かう。そして駅に入ろうとすると、ここでまた呼び止められ、「シグナル8がでているのに何をしているのですか」というので、昼食を食べるために移動する旨を伝えると、ありえないという顔で「家に帰る以外に、今は何もできない」というようなことを言っていた。
その後に、それなりの雨が降り、風が吹き、香港のシグナル8を初めて経験することになった。
当時、日系の銀行に勤めている友達によると、日系の銀行員は、もし台風になって交通機関が全てストップしたとしても、歩いて銀行まで行く事ができるように、銀行のある香港島側に住む事を義務づけられているということだ。もし九龍側に住んでいたら、フェリー、地下鉄、海底トンネル(車のみ)で海を渡らなければならない。
今回は、昨日の朝シグナル1だったのが、いつの間にか3になっており、香港天文台のホームページを確認すると、夕方にはシグナル8になる予報だった。
バーベキューを予定していた友人はキャンセルをし、パパたちは、早々に仕事を切り上げ、帰宅する人もいたようだった。
息子は、外に出ずに行き来できる同じマンションの子と遊んでいたので、家の中でブロックとゲーム三昧、更にその友達が家で夕食を食べる事になり、かなり台風の恩恵を受けていた。
そして、就寝後、やはり外は、ゴーゴーと風が吹き荒れており、雨の音も。途中目覚めて、ねぼけながら枕元にあったスマホにて、香港天文台のホームページをチェック。それを見て、びっくりして飛び起きてしまった。なんと、シグナルは9だった。てっきり8までだと思い込んでいたが、実は10まであるそうだ。そして、昨日は、夜中過ぎに10になった。その影響で、今日は香港の証券取引所や銀行等までもが午前中はお休み。1999年以来の事だそうだ。
午後になって、外に出てみたら、木は何本もなぎ倒され、バス停も倒れ、トタンの板のようなものがゴロゴロ落ちていた。これ程、外出禁止令の様な警報が出ていたが、118人の人がケガをしたそうだ。
そして、未だにシグナル1が出ている(24日夜)。恐るべしヴィンセント。。
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