作者別: hongkong_mama

心から安心してジャンボライチを買いたい。

ライチの季節も後半である。
5月の終わり頃から、緑のとげとげした皮を持つ、若々しい感じのライチが市場の店頭に並び始める。これは、ライチ独特の花の様な甘い香りと酸っぱい香りのある、さわやかなものである。
6月の中旬位からは、赤くてとげのないライチが出回り、こちらは、香りが強く、酸味の薄い、すぐさまアルコールに変身してしまいそうな深い味わいである。ライチにもいろいろな種類があるのだが、私は、どれも大好きだ。
500グラム位で、200円程度。一年のうちでもこの時期しか食べられないので、暇があると市場に足を運び買いに行く。中国産で農薬等の心配はあるのだが、年中食べている訳でもなく、このジューシーさ、美味しさでは、買わないという選択はない。スーパーでも売っているのだが、鮮度が命のライチ、市場がいいのである。
ところが先日、スーパーに並んでいるライチを見て、思わず買ってしまった。
なぜなら、普通のライチの倍位の大きさがあったのである。これも中国産だった。
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息子とおやつに食べたのだが、真っ赤なジャンボライチは、大きすぎて、見ているだけで楽しい。大きいだけにジューシーさもばつぐん!でも、やはり食べてみると、大味。
息子と、大小両方食べ比べしてライチ2種類でおやつ時間を楽しんだ。
その矢先、中国のスイカが次々に爆発するというニュースを見た。
スイカを買いに来た、お客さんが店頭で熟れ具合を見ようと撫でただけで、爆発したという。原因は、畑で成長促進剤を使っていたため、熟れ過ぎたからだそうだ。
一瞬、ジャンボライチの大きさも成長促進剤を使ったもの?と思ったが、この季節だけしか採れないライチに成長促進剤を使うなんて、そんな事をしないのではないかと思いたい。実際ジャンボ種というものもあるらしい。
こちらでよく見かける鶏肉で、ブラジル産のものがある。ブラジルでは、鶏の多くを、ホルモン剤で成長を早めているという話だ。乳製品にもホルモン剤が使われている事は良く聞く話しだ。香港の厚生省にあたる保良局は、食品の基準は厳しい様なので、心配ないと香港人は口を揃えたようにいう。
食べ物を買うという、ごくごく日常的な営みの中で、いつもストレスを伴って、何か大きな選択を迫られている様な気がする。

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香港ではその後

東日本大震災の後、香港でも関連して、いろんなことがあった。
翌、12日から、春休みだったため、日本に帰国する予定だった、お友達が、次々に、取りやめていた。随分考えて、帰ったお友達も、帰ったとたん、旦那様が外資系企業に勤めていた事もあり、原発の問題で急遽西に逃げなければならず、東京には3日しかいられなかったという人もいた。
私たちと顔見知りの日本人以外の人に、日本の事を聞かれ、日本にいる家族は大丈夫だと伝えると、いつ香港に来るのと続く。まだ決まっていないのよ、というと、何で、何で、と不思議がっていた。
日本にいない私たちも、本当に、どうなってしまうのか、家にいる間も、外出中も、ニュースをチェックしっぱなしで、それだけで、みんなそわそわ、不安定な状態だった。
地震から、1週間くらい後にママ友とランチをしていても、こんなことをしてもいいのかという気持ちになり、笑い声をたてる事もいけないことのような気がしていた。
息子のサッカークラスの時には、急にブラジル人コーチが練習をやめて、日本人のママ達のところに来たと思ったら、「今、日本の原発が爆発したみたいだ、アジアに住んでいる子供は、皆、室内に入らなければならない、というメールが来た」という。
私たちはびっくりして日本へ電話をかけたり、携帯電話でインターネットを見たりしても、そんな情報は、入って来ない。コーチに伝えると「練習を続けるか、辞めるかはあなた達次第だ。」と言う事だったので、残り時間もあまりなかった事だし、サイレンらしきものも鳴ったし、他のチーム(日本人はいないと思われる)はさっさと終わってしてしまっているので、私たちも、しかたない、という事で、終わりにした。
結局は、BBCらしきもののチェーンメールだったらしいのだが。
募金活動も様々行われていた。
日本人クラブや学校等はもちろん、コーヒーショップでは、数時間時間を決めて、その時間内の売り上げを義援金にまわしたり、予定されていた、バレエ、歌の公演でも、“日本のために祈ろう”というイベントに次々に変わって行った。たくさんのドラムを皆でたたくというイベントやハイキングをして義援金を募るというものもあった。
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全部に参加できる訳ではないが、できる事は、なるべくしようという気持ちになっていた。
息子にも、そういう気持ちになってほしいと思った。ちょうどその時、義援金を集める為にプロモーションビデオをつくるという事で、その撮影に参加することを夫が引き受けて来た。だが息子はそういう事が、全く苦手。会場に行く前、さんざん、今日は、何のために行くのかを言い聞かせたのだが。最初にカメラを向けられて、反射的に逃げていた。やっぱり。。。
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撮影の輪から外れている息子

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